アンバレラA12には複数のバリエーションが存在
Ambarella A12は台湾Ambarella社の設計するプロセッサで、2015年に開発されました。
彼らは、ドライブレコーダーやアクションカメラメーカーに最高のCPUを提供するために、このプロセッサのモデルをリリースしました。
A12A20
(最大解像度:1920×1080、FPS:30フレーム/秒、消費電力の削減)。A12A55はわずかに高価ですが、はるかに優れているため、ドライブレコーダーではあまり使用されていません。
A12A55
(2560×1440 @ 30fpsおよび1920×1080 @ 60fps)は、主に高品質セグメントのダッシュカメラに使用されます。
こちらのドライブレコーダーで採用されているようです。
このプロセッサは、1チャンネルのビデオレコーダーにのみ使用できます。
このプロセッサは、QHDRとGPSをサポートしています。
A12LA35
(最大解像度:2304×1296; FPS:30フレーム/秒;)パフォーマンスが低いため、ダッシュカムでは広く採用されていません。それらを使用すると、クロック速度が戻され、24Fpsでしか撮影できません。これは、4Kの解像度を表示するDashcamで使用されますが、2304 x 1296であり、Real4Kではありません。引き延ばし4K(Fake4K)です。
このプロセッサは、SJCAM SJ5000 Plusで使用されているという情報を見つけましたが、よく見かける情報ではAmbarella A7なので、本当かどうか怪しいです。
A12LA55

ドライブレコーダーに採用されているようです。
調べましたが詳細は不明でした。
A12W35
こちらは詳細情報が出てきました。
CPUは504MHzまでクロックが上がるARM® Cortex™-A9 アーキテクチャを採用し、
28nmプロセスで製造されています。
センサーの解像度は3200万画素まで対応しており、1080P60Fps,1440p15Fpsまでの記録に対応しています。こちらはReal4Kではありません。
主にドライブレコーダーに採用されているようです。
A12S75
アクションカメラでもっともよく採用されるAmbarella製SoCです。
アクションカメラの販売ページでタマゴノキ(Ambarellaのこと)A12と書かれていたら、基本的にはこちらのA12S75を指します。
CPUは792MHzまでクロックが上がるARM® Cortex™-A9 アーキテクチャを採用し、
28nmプロセスで製造されています。
スマホでは5nmが採用されつつある2020年11月現在、28nmは古く感じてしまいます。
センサーの解像度は3200万画素まで対応しており、4K30Fps,1080P120Fps,720p240Fpsまでの記録に対応しています。こちらはReal4Kです。
2020年11月現在もAliexpressでは搭載機種が多く販売されており、4K30Fpsのカメラを購入したい場合は非常に異選択肢と言えるでしょう。

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