1億800万画素のイメージセンサー総比較 ISOCELL HMシリーズ

108MPの4機種比較表

サムスンが製造するイメージセンサーのうち、108MPのイメージセンサーがISOCELL HMシリーズです。

そんなHMシリーズを全機種比較してみます。

センサー名HMXHM1HM2HM3
解像度12,000×9,000 1億800万(108M)画素12,000×9,000 1億800万(108M)画素12,000×9,000 1億800万(108M)画素12,000×9,000 1億800万(108M)画素
センサーサイズ1/1.33インチ1/1.33インチ1 /1.52インチ1/1.33インチ
ピクセルサイズ0.8μm0.8μm0.7um0.8μm
ピクセルタイプISOCELL PlusISOCELL PlusISOCELL PlusISOCELL Plus
カラー
フィルター
TetraCell RGB Bayer PatternNonacell RGB Bayer PatternNonapixel RGB Bayer PatternNonapixel RGB Bayer Pattern
通常のフレームレート最大10fps @ full最大10fps @ full最大10fps @full 108Mp、
90fps @12Mp、
30fps @ 12Mp(3D HDR)
最大10fps @フル
108Mp、
90fps @ 12Mp
ビデオフレームレートUp to 148fps @1080p最大240fps @ 1080p最大24fps @ 8K、120fps @ 4K、240fps @ FHD、360fps @HD30fps @ 8K、120fps @ 4K、240fps @FHD
シャッタータイプ電子ローリングシャッターとグローバルリセット電子ローリングシャッターとグローバルリセット電子ローリングシャッターとグローバルリセット電子ローリングシャッターとグローバルリセット
ADCの精度10-bits10-bits10-bits10-bits
供給電圧アナログ用2.8V、I / O用1.8V、デジタルコア電源用1.05Vアナログ用2.8V、I / O用1.8V、デジタルコア電源用1.05Vアナログ用に2.8V、I / O用に1.8V、デジタルコア電源用に1.05Vアナログ用に2.8V、I / O用に1.8V、デジタルコア電源用に1.05V
動作温度-20℃〜+ 70℃-20℃〜+ 70℃-20℃〜+ 85℃-20℃〜+ 85℃
インターフェースMIPI 4 Lane RAW4レーン(レーンあたり3Gbps)D-PHY /
3レーン(レーンあたり3Gsps)C-PHY
4レーン(レーンあたり4.5Gbps)
D-PHY /
3レーン(レーンあたり3.0Gsps)
C-PHY
4レーン(レーンあたり6.5Gbps)
D-PHY /
3レーン(レーンあたり3.5Gsps)
C-PHY
ChromaTetranonanonanona
オートフォーカスSuper-PD (PDAF)Super-PD (PDAF)Super-PD (PDAF)Super-PD Plus (PDAF)
WDRN/A3D-HDRReal-time HDRSmart-ISO Pro(iDCG)、
出力フォーマットRAW10RAW8(DPCM / PCM圧縮を使用)、RAW10RAW8(DPCM / PCM圧縮を使用)およびRAW10出力形式RAW8(DPCM / PCM圧縮を使用)、
RAW10およびRAW12出力形式
アナログゲインx32x48(フルモード108MPを除く)x40(フルモード108Mpを除く)x16(フル108MPモードおよびiDCG 12MPモード)
およびx48(その他のモード)

今回比較するのは1/1.33インチのHMX,HM1,HM3と、1 /1.52インチインチのHM2です。

スマホ向けでは世界初の108MP ISOCELL HMX

HMXはSamsungとXiaomiの共同開発によって作られたイメージセンサーです。

最大の特徴は108MPにもかかわらず、TetraCellが採用されていたと言うことです。

また、WDR機能も乏しく、ビニングによるダイナミックレンジ向上しかできません。

当時Mi CC9ProやMi Note10Proに搭載されたことで、日本国内でも話題となりました。

センサーサイズが巨大(1/1/33インチ)なため、1ピクセルのサイズはimx586と同じ(0.8μm)です。

カラーフィルターが改善されダイナミックレンジが向上したHM1

HM1になって、カラーフィルターがTetraCellからNonacellへと変更されました。

隣接する9つのカラーフィルターは同じ色となっており、その中で露光時間を3段回別々にすることにより3種類の露出の画像が得られます。

これらを合成することにより、ダイナミックレンジの広い画像を撮影することができるようになりました。

ミドルレンジ向けの108MP HM2

108MPと高解像度ながら1/1.52インチのHM2、他の108MPセンサーは1/1.33なのに対して少し小さくなっています。

画質は1/1.33インチのHM1やHM3に劣るものの、コストが低いため、より安価なスマートフォンに搭載されているようです。

ハードウェアリモザイク回路を搭載しているため、撮影後の待ち時間が短くなっています。

格安機に搭載することで、ズームしてもある程度の解像度を保てることから、望遠レンズの代わりに優れたデジタルズームができるとこがメリットとされています。

Smart-ISO Proにより、さらにダイナミックレンジが向上したHM3

Smart-ISO Pro (iDCG)というのは、シーン内デュアルコンバージョンゲインの略です。

一回の撮影で2つのゲイン(高ISOモードと低ISOモード)の2つを同時に処理して合成し、ダイナミックレンジを広げることができます。

さらに、異なる露出で撮影された画像を合成し、12bitの出力を得ることができるようになりました。

筆者お勧めのカメラ強化スマホ
Xiaomi Mi10 Ultra

Xiaomi Mi10 Ultraのメインカメラに搭載されているイメージセンサーOV48Cには、たくさんのダイナミックレンジ拡大技術が搭載されています。
また、センサーサイズも1/1.32インチと、スマートフォンの中ではトップクラスの大きさです。
さらに望遠カメラとして使用されるペリスコープでさえ、1/2インチのimx586が搭載されています。

OnePlus 8Pro

オートフォーカスに有利な2x2OCLを搭載し、1/1.43インチの大型センサーimx689をメインカメラに搭載。
さらに超広角カメラでさえも1/2インチのimx586を搭載しています。

Huawei P40 Pro 5G

Sonyと共同開発された1/1.33インチRYYBセンサーimx700を搭載

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